春はうつになりやすい季節。春になると、気持ちが沈む理由とは?
- 良 小西
- 6月12日
- 読了時間: 6分

春って、花が咲いて、気温も上がって、楽しい季節なはず
…なのに、なぜか気分が落ち込みやすい、体がだるい、やる気が出ない。
そんな経験、ありませんか?
🌸 春は、知らないうちに「心と体が疲れる季節」
実は、春は想像以上に体も心も“ゆさぶられる季節”なんです。
「なんか最近気分が沈みがち」「しんどいのに原因がわからない」
そう感じているなら、それは“春”という季節の影響かもしれません。
では、どんな要因があるのでしょうか?
■ ☁️ 気圧の変化(=天気病)
春は低気圧と高気圧が交互にやってきます。
特に雨の前や、気圧が急に下がるタイミングで、
頭が重い、ズキズキ痛む
朝から体がだるい
気分がふわふわして落ち着かない
目が開きにくい、ぼんやりする
…といった【気象の影響による自律神経の乱れ】が出やすくなります。
「昨日までは元気だったのに、今日はなぜか何もやる気がしない」
という状態は、春の“気圧メンタル”によくあるパターンです。
■ 🌡️ 寒暖差で体がついていかない
春は朝と昼の気温差が大きい日が多いですよね。
朝はダウンが必要なのに、昼は汗ばむ
毎日着る服を迷う
日ごとに体調やテンションがバラバラ
こうした寒暖差ストレスによって、自律神経が常に“調整モード”に。
エアコンの温度を細かく変えている状態がずっと続くようなもので、
結果的に【交感神経が張り詰めたまま】になり、夜まで疲れが抜けません。
「なんとなく調子悪い…でも熱もないし…」
そんな曖昧な不調の裏には、寒暖差の負担が隠れていることが多いです。
■ 🌀 春の“環境の変化”に心が追いつかない
春は、入学・就職・異動・引越しなど、
生活の変化が多い時期でもあります。
新しい人間関係に緊張する
環境が変わって、常に気を張っている
“頑張らなきゃ”と思うけど、体がついてこない
昼間は元気でも、夜になると一気に落ち込む
…こんなパターン、ありませんか?
ストレスは感じていなくても、呼吸が浅くなり、脳に酸素が届きにくくなると、心はどんどん疲れていきます。
「知らないうちに無理してた」
「自分でも気づかない“心の緊張”」が、春には起こりやすいのです。
■ 🧺 衣替えの時期に潜む“アレルギーの落とし穴”
春は衣替えの季節でもありますが、そのタイミングでダニ・ホコリ・ハウスダストによるアレルギー反応が起きていることも。
衣類を出した後、くしゃみ・目のかゆみ・鼻づまりが増えた
夜、なんとなく呼吸がしづらい
朝起きたときに体が重い、だるい
…そんな症状がある場合は、花粉だけでなく“身の回りのアレルゲン”もチェックしてみましょう。
アレルギーによって体が炎症状態になると、脳も防御モードに入り、気分が落ち込みやすくなるのです。
■ 💊 花粉症の薬による“脳疲労”や“感情のフラット化”
春といえば花粉症。
その薬(抗ヒスタミン薬)の多くは、脳の神経を少しぼんやりさせる作用があります。
眠気が強くなる
集中力が落ちる
感情が起伏しなくなる(無気力)
「何も感じたくない」状態になる
薬を飲んでいなくても、「過去に飲んでいた薬の残留」「肝臓の解毒能力が弱っている」ことで、体内に滞っている成分が気分の落ち込みを引き起こすことも。
「自分のせいでやる気が出ない」と思っていたら、実は【薬の副作用】というケースもあるのです。
もし、日常的に鎮痛薬・抗うつ薬・精神安定剤と一緒に、抗アレルギー薬を飲んでいたのであれば、あなたの不調の原因は確実に薬の副作用です。
気温と体温が上がり脂肪が燃焼すると、脂肪に蓄積していた”抗アレルギー薬の残留薬物”が、溶け出して、薬を飲んでいないのに薬の効果と副作用が出ます。だるさ、集中力低下、朝起きられない、むしょうにのどが渇くといった副作用の方を強く感じると思います。
個人的に一番影響が大きく対応が難しいのが、この薬の影響だと思います。
他の要因に関しては体が慣れれば、自然に改善しますが、薬の副作用は薬の成分が完全に代謝されないといけないで、とにかく時間がかかります。
やっと薬が抜け始めたと思ったら、今度は秋のアレルギーでまた薬を飲み始める。これが何年も繰り返されると、脳と肝臓がオーバーワークでまともに機能しなくなります。
🌿 春の“重だるさ”をやわらげるセルフケア
① 汗をかいて、春の毒素をゆるやかにデトックス
春は「冬にたまったものを出す季節」。
でも、急に激しい運動やファスティングをすると、逆に体がびっくりして不調が強まることも。
そこでおすすめなのが、“やさしく汗をかく”セルフケア。
たとえばこんな方法があります:
🛁 40℃以下のお湯でゆったり入浴(ぬるめが◎) → 発汗することで、体内に溜まった毒素がデトックスされます。
🤸♀️ 寝る前にストレッチポールで背骨のストレッチ → 自律神経が整いぐっすり眠れます
💡ポイント:
頑張らないことがポイントです。
肉体疲労が強い状態で、ジョギングや筋トレ、サウナを行うと
心臓と腎臓への負担が強くなりすぎ、余計疲れてしまいます。
じんわり汗をかくくらいがベストです。
「なんとなく気持ちが晴れないな…」というときほど、
まずは“体をあたためてゆるめる”ことから。
副交感神経が優位になり、自然と眠れるようになったり、
イライラや落ち込みがやわらいできます。
② アーシング:自然の中で、脳を“再起動”する時間を
春は電磁波・花粉・ストレス情報など、“目に見えない刺激”を受けやすい季節。
とくにパソコンやスマホを長時間使う人は、体の電気的バランスが崩れて疲れが抜けにくくなっていることも。
そんなときこそ、“アーシング”。
つまり、自然とつながることで体の電気をリセットしていく方法です。
🌳こんな方法で簡単にできます:
🌱 芝生や土の上を、裸足で歩いてみる
→ 足裏から余分な静電気が抜けて、地に足がついたような感覚が戻ってきます。
🌷 公園や神社のベンチに、スマホを見ずに“ただ座る”
→ 呼吸が落ち着いて、頭の中のざわざわが静かになります。
🌼 草花に触れたり、庭の雑草を手で抜いてみる
→ 手のひらからもアーシングされ、心がすーっと静かに。
🏞 川の音、鳥の声、風の音を意識して感じてみる
→ 五感を通じて脳の疲れが抜け、内側からリセットされていきます。
🌿たった10分でもOK。
自然の中に身を置くだけで、“自律神経”と“脳”が整っていくのを感じられるはず。
「デトックスされた感じで、スッキリした」
そんな実感を味わった人もたくさんいます。
🌤 「春がくるのが怖い…」と感じるあなたへ
春は、エネルギーが切り替わる大きな季節。
だからこそ、体にも心にも“余白”が必要です。
セルフケアは、がんばってやるものではありません。
まずは「これだけならできそう」なことから、ひとつ。
それが、あなたの調子を戻すスイッチになるかもしれません🍀
🌸 「春がつらい…」と感じるあなたへ
春って、意外と心と体の“デトックスの季節”なんです。
でも、何も大きなことをする必要はありません。
まずは、「ちょっとだけ汗をかく」
「空を見上げて深呼吸する」
そんな小さなことからはじめてみませんか?
自律神経を整える整体や、春の体調に合わせた施術も行ってますので、
「これ、もしかして春のせいかも…」と感じたら、いつでもご相談くださいね🌿
あなたも「体から心を整える」一歩を踏み出しませんか?
🏠 遠隔タッチフォーヘルスを試してみたい方はこちらから
オステオパシーの施術を受けてみたい方はこちらから





