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気持ちが重いのは腎臓が疲れているせいかも?【体と心】慢性疲労・むくみの正体──それ、腎臓が疲れているサインかも?

更新日:8月8日

朝起きた瞬間から、体が鉛のように重い。

顔や足はどこかむくんでいて、鏡を見るたび、ふっとため息が出る。


夜はちゃんと眠ったはずなのに、

疲れが取れた感じがしない。

心も体も、どこかずっと、もたれたまま。


「年齢のせいかな」

「運動不足だから仕方ない」

そんなふうに、自分を納得させてきた。


でも──

もしかしたらそれ、

あなたの腎臓からの静かなSOSかもしれません。


疲れ、むくみ、冷え、眠りの浅さ。

それは、ただの生活習慣の問題ではなく、

体が必死にバランスを取ろうとしているサインかもしれないのです。


普段あまり意識されないけれど、

心と体に大きな影響を与える「腎臓の疲労」について、

わかりやすく解説していきます。





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腎臓に問題があると現れるサイン

腎臓は、血液をろ過して老廃物を排出し、

体内の水分・電解質バランスを微妙に調整してくれる臓器です。


腎機能が低下すると、体にこんなサインが現れます。


  • 朝起きたときの顔や手足のむくみ


  • 慢性的な疲労感、だるさ


  • 手足の冷え、感覚の鈍さ


  • 夜中に何度も目が覚める(夜間頻尿)


  • 集中力の低下、メンタルの不安定



実際、

慢性腎臓病(CKD)患者の70%以上が「倦怠感」を訴えている

というデータもあります。(出典:American Journal of Kidney Diseases, 2016)


疲れやだるさを、

「年齢のせい」で片づけるのは危険かもしれません。



薬と腎臓の密接な関係

私たちの体は、薬によって一時的に症状を和らげることができます。

しかし、薬を代謝・排泄する負担を一手に背負っているのは腎臓です。


特に注意が必要な薬:


  • 抗生物質(特にアミノグリコシド系)


  • NSAIDs(ロキソニンなど)


  • 利尿剤・降圧剤


  • 抗がん剤


長期服薬者は、腎機能低下のリスクが約2〜3倍に高まる

(出典:Clinical Journal of the American Society of Nephrology, 2013)


さらに、

腎臓の機能が落ちると体全体の恒常性が乱れ、

慢性疲労症候群(CFS)のリスクも高まると考えられています。


つまり──

「薬で一時的に抑えている間に、体の土台が壊れていく」

そんな危険が潜んでいるのです。



腎臓と心臓──密接なパートナー関係

腎臓と心臓は、まるで運命共同体のように影響し合っています。

この相互作用は「腎-心連関(Cardio-Renal Syndrome)」と呼ばれます。


腎臓の働きが落ちると血圧が上がり、心臓に負担がかかる


心臓の働きが落ちると、腎臓への血流が減り、機能が悪化する


腎臓と心臓、

どちらかが疲弊すれば、もう片方も巻き添えを食う──

そんな危ういバランスの上に、私たちの命は成り立っているのです。



腎機能がよくなると、なぜむくみがとれて痩せるのか?

腎臓が正常に働けば、


余分な水分と老廃物がスムーズに排出される


体の代謝機能が向上する


血液の質が改善する


その結果──

むくみが消え、体が引き締まり、自然と代謝が上がります。


無理なダイエットではなく、

体の巡りを良くすることこそ、

本当に健康的な「痩せる」ということなのです。



腎臓と感情の深い関係

東洋医学では、腎臓は「恐れ」「不安」と深く関係しているとされます。


腎臓が疲弊すると──


理由のない不安に襲われる


未来への恐怖が強くなる


落ち着かない、そわそわする


現代医学でも、

腎機能低下とうつ・不安障害のリスク増大が指摘されています。(出典:Journal of Psychiatric Research, 2020)


心の不安定さは、

「心だけの問題」ではないのです。



【コラム:腎臓と「恐れと安心感」】

なんとなく、体の芯が冷えているような感覚はありませんか?


タッチフォーヘルスでは、

腎臓は「恐れ」「安心感」「生きる根っこ」と深く関係していると考えます。


腎臓が疲れていると、


体が冷え、水っぽく重たくなる


理由もない不安に押しつぶされそうになる


生きる力への自信を失いかける


でもそれは、あなたが弱いからではありません。

体の奥で、生きるためのエネルギーが弱っているだけ。


腎臓が整って芯から温まると、心にも小さな安心感が生まれ、未来への一歩を踏み出す勇気が、きっと自然と湧いてきます。



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腎臓疲労と睡眠障害・免疫力低下の関係

腎機能が落ちると、

夜間頻尿などにより睡眠が断片化されます。


さらに、腎臓の恒常性維持能力が低下することで、

免疫力もじわじわと下がり、

体が冷えやすくなり、感染症にかかりやすくなります。


「なんとなくずっと調子が悪い」

そんな状態の背景に、腎臓疲労が潜んでいるかもしれません。



腎機能を低下させる要因

腎臓を静かに傷つけるもの。


  • 糖質・塩分過多


  • 高血圧・高血糖


  • 脱水


  • 慢性ストレス


  • 睡眠不足


  • 薬害


「ちょっとくらい大丈夫」

そんな油断の積み重ねが、未来の体を静かに蝕んでいきます。


腎機能を上げるために今日からできること

今からできる、小さな選択。


🥛 良質な水をこまめに摂取する


🚶‍♂️ 15分でもいいので体を動かす


🍚 いますぐ食塩をやめて、天然塩に変えましょう


🛏 夜はスマホを早めに手放し、眠る


小さな積み重ねが、やがて体を変え、心を変えていきます。



まとめ

あなたの疲れは、

あなたが怠けているからでも、心が弱いからでもありません。


体が静かに助けを求めているだけ。


そのサインに気づき、

少しずつでも自分の体を大切にしていくこと。


それが、

体を取り戻し、

心を取り戻し、

人生をもう一度、自分のものにする第一歩です。


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